07. 飛鳥時代

４．飛鳥（あすか）時代（じだい）　※前半（ぜんはん）と後半（こうはん）に二つ(ふたつ)の大きな(おおきな)出来事（できごと）

　①60.　聖徳（しょうとく）太子（たいし）…61.　推古（すいこ）天皇（てんのう）の62.　摂政（せっしょう）という地位（ちい）にあり、63.　蘇我馬子（そがのうまこ）と協力（きょうりょく）して政治（せいじ）を進めた(すすめた)。
　　※聖徳（しょうとく）太子（たいし）が作っ(つくっ)た二つ(ふたつ)の決まり(きまり)
　　　・64.　冠位十二階（かんいじゅうにかい）…家柄（いえがら）にとらわれず、有能（ゆうのう）な人物（じんぶつ）を役人（やくにん）にとりたてるきまり。
　　　・65.　十七条（じょう）の憲法（けんぽう）…役人（やくにん）の心がまえ(こころがまえ)を書い(かい)たもの。
　　※聖徳（しょうとく）太子（たいし）は当時（とうじ）の中国（ちゅうごく）の66.　隋（ずい）へ使い(つかい)を送る(おくる)。
　　　・67.　遣隋使（けんずいし）…送っ(おくっ)た使節（しせつ）の名前（なまえ）。リーダーは68.　小野妹子（おののいもこ）、男（おとこ）だよ。

　　※69.　飛鳥（あすか）文化（ぶんか）…聖徳（しょうとく）太子（たいし）の時代（じだい）の文化（ぶんか）のこと。聖徳（しょうとく）太子（たいし）は、70.　仏教（ぶっきょう）を盛んに(さかんに)するために、今（いま）の奈良県（ならけん）に、世界（せかい）最古（さいこ）の木造（もくぞう）建築（けんちく）で世界（せかい）遺産（いさん）でもある71.　法隆寺（ほうりゅうじ）をたてた。
　　　・法隆寺（ほうりゅうじ）の、72.　釈迦（しゃか）三尊（さんぞん）像（ぞう）や、73.　百済（くだら）観音像（かんのんぞう）が有名（ゆうめい）。

　②74.　大化の改新（たいかのかいしん）…75.　645年（とし）、76.　中大兄皇子（なかのおおえのおうじ）と77.　中臣鎌足（なかとみのかまたり）が協力（きょうりょく）して、天皇（てんのう）をないがしろにしてむちゃくちゃな政治（せいじ）を行っ(おこなっ)ていた78.　蘇我（そが）氏（し）を倒し(たおし)た事件（じけん）のこと。

　　※この頃（このごろ）中国（ちゅうごく）では、隋（ずい）が滅び(ほろび)79.　唐（とう）ができている。よって、この頃（このごろ）中国（ちゅうごく）へ送っ(おくっ)ていた使節（しせつ）の名前（なまえ）は遣隋使（けんずいし）から、80.　遣唐使（けんとうし）へと変わっ(かわっ)ている。
　　※中大兄皇子（なかのおおえのおうじ）は、この事件（じけん）の後（あと）81.　天智（てんち）天皇（てんのう）になる。

　　※　82.　公地（こうち）公民（こうみん）…天智（てんち）天皇（てんのう）が、当時（とうじ）の中国（ちゅうごく）、83.　唐（とう）のまねをして作っ(つくっ)た、「すべての土地（とち）とすべての国民（こくみん）は天皇（てんのう）のものである」という決まり(きまり)のこと。

　　※84.　白村（はくすきの）江（え）の戦い(たたかい)…新羅（しらぎ）が唐（とう）と手（て）を結ん(むすん)で、百済（くだら）を滅ぼそ(ほろぼそ)うとしたため、日本（にほん）の85.　中大兄皇子（なかのおおえのおうじ）が、百済（くだら）に援軍（えんぐん）を送っ(おくっ)たが負け(まけ)ちゃった戦い(たたかい)。

　③86.　壬申（じんしん）の乱（らん）…天智（てんち）天皇（てんのう）の死後（しご）の跡継ぎ(あとつぎ)争い(あらそい)。

負（ふ）：　　87.　大友（おおともの）皇子（みこ）　　　VS　　　88.　大海人皇子（おおあまのおうじ）　：勝（しょう）
天智（てんち）天皇（てんのう）の子（こ）　　　　 　 天智（てんち）天皇（てんのう）の弟（おとうと）

　　※勝利（しょうり）した天智（てんち）天皇（てんのう）の弟（おとうと）が後（あと）を継い(つい)で、89.　天武（てんむ）天皇（てんのう）になる。
　　※この頃（このごろ）、日本（にほん）最古（さいこ）の銅銭（どうせん）お金（おかね）である、90.　富本（ふほん）銭（せん）が作ら(つくら)れた。

　④91.　大宝（たいほう）律令（りつりょう）…701年（とし）に、当時（とうじ）の中国（ちゅうごく）、92.　唐（とう）の決まり(きまり)を参考（さんこう）にしてして作っ(つくっ)た日本（にほん）で初めて(はじめて)の法律（ほうりつ）で、93.　律令（りつりょう）国家（こっか）の仕組み(しくみ)ができた。